PFCバランスについて
みなさん、PFCバランス
ってご存知ですか?
ダイエットするなら、
必要不可欠な知識なんです!
実際に、
私もPFCバランスが整った食事をするようになってから、
体の調子だけでなく、心の調子も良くなりました!
食事なんて、
タンパク質摂取して、
糖質抑えればいいんでしょ?
そう思った方!
はい、正解です🙆🏼♀️
しかし、
落とし穴があります…
それは、脂質です!
脂質は1g=9kcalというエネルギーをもっています
炭水化物・タンパク質は1g=4kcal
比べてみてください
脂質は他の栄養素と比較して、
大きなエネルギーをもっていることが分かります
炭水化物の量を減らして、
タンパク質の量を増やしても、
脂質の量を考慮しなければ、
体重は減りません
上のグラフを見てください!
現代人は、
脂質を摂りすぎていることが
分かりますよね?
炭水化物の量を減らしても
脂質の量が増えてしまっては意味がないのです
そこで!!!!
PFCバランスの考えが登場します!!!
PFCバランスを考えた食事を意識することで
痩せ体質を手に入れることができるんです!
簡単に言うと
PFCバランスとは、
炭水化物・タンパク質・脂質のバランスのことです
厚生労働省では
生活習慣病予防として
炭水化物・タンパク質・脂質の比率を
たんぱく質:13~20%
脂質:20~30%
炭水化物:50~65%
とするのが望ましいと提唱しています
この比率をダイエット向きにしてみると…
たんぱく質:20%
脂質:20%
炭水化物:60%
という比率になります
生活習慣病予防のPFCバランスと比べて
脂質が10%ほどカットされていることが分かります
上のPFCバランスの割合は大まかなものになります
そこで、
このPFCバランスの比率を
細かく計算してきましょう!
①1日の総カロリー数を算出
体重×35=女性の1日に必要な総カロリー数
②P(タンパク質)の摂取量を計算
たんぱく質量は、
体重1kgにつき1g~3g必要と言われています
トレーニングをしていない方は×1g~2g
トレーニングしている方は×2g以上
で計算してみてください
③F(脂質)の値を計算
厚生労働省が提唱している脂質摂取量の最低量は、総カロリー数の20%といわれています
なので、
F(脂質)=総カロリー数×20%
④C(炭水化物)
で総カロリー数の調整
PF量が決まったら総カロリー数から
残りの炭水化物量を計算しましょう
例)A子さん
(身長:156cm / 体重:55㎏ / 運動なし)
①1日の総カロリー数を算出
55㎏×35=1925kcal
②P(タンパク質)の摂取量を計算
55㎏×1g~2g=55g~110g
1g=4kcalなので、
55g~110g×4kcal=220kcal~440kcal
③F(脂質)の値を計算
1925×20%=385kcal
1g=9kcalなので、
385kcal÷9kcal=42.8g
④C(炭水化物)で総カロリー数の調整
たんぱく質=220kcal~440kcal(330kcal)
脂質=385kcal
なので、
炭水化物は、
総カロリーの1925kcal-(330kcal+385kcal)
=1210kcal
よって、
炭水化物は1g=4kcalなので、
1210kcal÷4kcal=303g
となります
まとめると、
A子さんのPFC比率は、
P:330kcal
F:385kcal
C:1210kcal
となります
いかがだったでしょうか?
まずは、
自分の適正量を知ることから
始めてみましょう!
みなさんも計算してみてくださいね
自分の食事量を把握して、
無理なく、
痩せ体質をゲットしましょう!!